平成27年10月25日、文京スポーツセンターにて第62回文京区民剣道大会が行われました。小学生団体18チーム、中学生団体23チーム、高校生女子の部26名、大学一般女子の部14名、高校男子の部30名、大学一般男子の部82名の参加で行われました。
各試合場、熱戦が繰り広げられ接戦が続きましたが、ここでは観戦者に依頼した小学生団体の部決勝のレビューを記載いたします。
『小学生団体決勝は昨年度準優勝の文誠剣友会Aと勢いのある富坂少年剣道クラブの対決となった。先鋒戦は両者決め手なく引き分け。次鋒戦は富坂少年剣道クラブが一本勝ちで取り富坂がリード。中堅戦、ここで返しておきたい文誠剣友会Aは積極的に仕掛けていくが富坂少年剣道クラブ中堅も一歩も引かず引き分けに終わる。優勝がかかっている試合でお互い少し慎重になっているか。
試合は後衛陣に託される。リードされている文誠剣友会A副将は積極的に仕掛けていく。常に先をとって打って行く姿勢が実を結び二本勝ち。後半に入り勝者数は同じだが本数でリードした文誠剣友会A、大将に託す富坂少年剣道クラブ。文誠剣友会A大将は守りに入るかと思われたが、昨年の悔しさがあるか守って勝つよりも攻めて優勝を取りに行く。富坂の大将も序盤から積極的に攻める。少し気負ってしまったか焦って小手に出たところを文誠の大将が小手返し面。これが決まって一本先取。ますます苦しい立場になった富坂の大将だが諦めず返しに行く。しかしそこを狙われ文誠大将がまたしても面を奪い、文誠剣友会Aの優勝が決まった。
見ていて小学生の決勝らしい元気がある中にも緊迫した試合であり、逆転で優勝が決まるというこの日一番の好試合だったと思う。両チームとも試合後の礼もしっかりとしていた。剣道の良い部分が見られた。各チームの6年生にとっては来年から中学生の部での出場になるため思い出になったのではないだろうか。』
なお全試合の結果を記載は致しませんのでご容赦ください。
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