さわやかな天気の5月15日、東京武道館におきまして都民体育大会剣道競技に文京区チームが参加いたしました。昨年は日野市に惜敗し、今年は勝ち上がることを目標にチームを編成いたしました。昨年までは試合時間4分引き分けなしのルールでしたが今年から試合時間内に勝敗決しない場合は引き分けと改正されました。ルール改正が勝負にどう影響するかがポイントではないかと思われます。
初戦の相手は江東区。強豪の道場があり、強い選手を多く輩出している区でもあります。試合前のアップでは文京区チーム選手全員が良い動きをしていたので試合内容に期待が持てます。さて試合開始。
先鋒戦、両チームとも初戦ということもあり動きに硬さがみられるか。文京区の橋本選手(文誠剣友会)に何本か良い打ちがありましたが引き分け。次鋒戦は隈部選手(千剣会)、相手が19歳の選手で序盤は相手のスピードに戸惑いがあるように見受けられましたが機会をとらえた打突が徐々に見られるも引き分け。中堅の伊東選手(東大丁友会)は変剣の相手に対し先を取って仕掛けますが一瞬のスキを突かれ引き面、小手を奪われます。江東区にリードを許します。
重い流れのまま後衛。副将は河野選手(小石川剣友会)。できればタイにして大将につなぎたいところでしたが決め手なく引き分け。二本勝ちして代表選に持ち込むしかない大将戦。鍋迫選手(文誠剣友会)は果敢に攻めて一本を取りに行きますが江東の大将も取らせないよう無理をしません。攻めてこない相手を崩すのはさすがに難しく、時間が過ぎ文京区チームの敗退が決まってしまいました・・・。良いチームになるだけのポテンシャルがあっただけに残念でした。
どのチームも区や市の選抜チームでありトーナメントを一つ勝ちあがるのも、試合で一つ勝ちをあげるのも難しい大会でありますがやはり悔しい。三位に入った大田区のチーム関係者によると数か月前から合同の練習、練習試合などの強化を行ってきたとのこと。今後の文京区チームに期待したいと思います。皆様、応援よろしくお願いいたします。
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