5月14日、東京武道館におきまして都民剣道大会が行われました。我らが文京区代表チームも参加しました。ここ二年は一回戦負けが続き今年こそ勝利を期待して会場に乗り込みました。一回戦、相手は相手は東京都剣道選手権でも上位に進出する強豪・神崎選手率いる国分寺市。依頼したレビューを掲載します。
先鋒戦。先鋒らしいスピード感のある剣道をする文京区橋本選手。しかし相手は防御を固めなかなか嚙み合わない。中盤国分寺市下野選手が手元をあげた状態で間合いに入るとそれが誘いとなったか、橋本選手の出端に小手が決まった。
次鋒戦。文京は昨年の区民大会女子一般の部で二位となった井上選手。相手は六段だが打ち合いでも負けていない印象。先鋒の勝利を受けやや受け身となったように見える国分寺市浦井選手。終盤、攻める井上選手の飛び込み面が決まり、残り時間わずかで次鋒戦を文京区が取ったかに思えた次の瞬間に浦井選手の出端小手が決まった。我らが文京区にとっては残念な引き分け。
中堅戦。昨年区民大会一般の部準優勝の中島選手。積極的に取り返しに向かう。果敢に攻めるが相手も計算の上と思われる。遠間を保ちながら出端を狙っている印象だった。取らなければいけないが取られてはいけないという難しいシチュエーションの中、中島選手に惜しい打突はあったものの決めきれなかった。引き分け。
副将戦。文京区も国分寺市も信頼できる大将が控えているため少しでも良い条件でで大将戦に回したい。リードされる状況の続く文京区は河野選手が取り返しに行くものの、相手は徹底して防御を固める。突き、逆胴などを交えて攻略を狙うも相手を崩すに至らず引き分け。文京区、リードを許したままで大将戦へ。
二本勝ちなら勝利、一本勝ちなら代表戦といずれにしても勝ちが必要な文京区。大将戦。文京区大将鍋迫選手は堂々とした構え、攻めで神崎選手と対峙する。相手はじっくり攻めるよりスピードで圧倒する考えか、相手のスピードに慣れる前に畳みかけてきている印象。神崎選手の素晴らしいスピードに押し切られてしまった。
以上、0-2で残念ながら一回戦で敗退という結果に終わりました。相手は団体戦の組み立てというか戦い方をよくわかっているという印象でした。区の代表という重さを背負っての試合、やはり悔しさが残りますが区全体で強化を図りまた来年勝ち上がれるように頑張ってほしいと思います。
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