2月17日に東京武道館にて行われた、第67回東京都剣道大会に文京区剣道連盟がチームとして参加しました。
監督 鍋迫 英輝(文誠剣友会)
先鋒 川上 大智(東大丁友会)
次鋒 岸本 利貴(千剣会)
五将 国定 大一郎(文誠剣友会)
中堅 橘川 直広(窪町剣道クラブ)
三将 橋本 尚義(文誠剣友会)
副将 木戸 雅人(駒本剣友会)
大将 河野 正剛(小石川剣友会)
以上のメンバーでした。以下観戦記です。
今回文京区は年齢的にも段位もバランスが良く、上段を使う選手が2名という面白いチームを編成。組み合わせは一回戦が江戸川区、それに勝つと警視庁Aチーム。江戸川区は定期的に青年部で稽古会や試合をしているとのことで接戦が予想された。鍋迫監督からは後ろに繋ぐ大切さ、時には引き分けもうまく使うことの必要性について指示を受ける。
開会式後の第一試合。ウォーミングアップも十分に行い準備も良かった。
先鋒戦、静かな立ち上がりであったが川上選手が面に行く出端に小手を決められてしまう。しかし落ち着きのある川上選手は相手の居つく癖を見抜き見事な面を二本返し勝利。
文京区が先手を取る。
次鋒戦、上段の岸本選手は序盤から惜しい片手面を見せる。相手は上段に慣れていないように見える。終始攻めた岸本選手が中盤過ぎに面を決める。
五将戦、国定選手は素晴らしい速さとキレで試合を支配していた。常に先を取り迷いがない。面を連取し3連勝。文京区には最高の展開となった。
中堅戦。前衛陣が連勝してきたことで江戸川区も必死に反撃する。試合を決めたい橘川選手であったが序盤に抜き胴を取られる。中堅は難しいポジションなので迷いがあったか終盤に面を奪われる。これで3−1。
五将戦。中堅戦を制したことで江戸川区も勢いがついた。文京の橋本選手は速さと巧さで向かうがどっしりと構える相手と相性が悪いか、二本を奪われる。3−2となる。
副将戦、ここで反撃を食い止めたい文京区。上段の木戸選手が攻める。前へ出て相手の動いたところを狙って行く。序盤惜しい諸手小手があったが惜しくも旗は一人しか上がらず。相手選手も木戸選手の技の尽きたところを狙って行く。中盤過ぎに面を奪われてしまう。このまま時間となり、取得本数・勝者数とも同点。
大将戦、江戸川の大将は力強く仕掛けてくる。しかし攻めが一方通行な印象。河野選手は代表戦でも良しとしたか無理をしない。互いの剣が噛み合わないまま時間となる。
代表戦となった。文京区は五将の国定選手、江戸川区は三将の向井選手。本日好調の国定選手が序盤から速さで圧倒し、相手の出てくるところに対し胴を抜き一本。勝負を決めた。
前衛陣の勝負強さと後衛陣のつなぐ意識でこの大会数年ぶりに初戦を突破した。
https://www.youtube.com/watch?v=abzrF9QJCeM
今年はチームにまとまりもあり今後も楽しみな内容でした。今後も文京区代表チームの応援をよろしくお願いいたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿